報告が遅なったが、
オレの大切な、家族と友人たちは、”無事”。
しかし、明るいニュースばかりではない。
一昨日、地元で、刑事をやっている仲間に
電話すると、被害が深刻だった石巻で死体収容をしていた。
体育館に検視のためにその日だけで、500体を並べたそう。
未だに、手が足りなくて海面に浮いている状態の死体がまだまだいるそう。
町中も倒壊している建物や、強盗、強姦、暴行など
無法地帯化しているとのこと。
彼の言葉を借りるなら「戦争の跡」。
正直、まったく現実味がない。
これを聞いて、
オレに何ができるだろうか。
被災地で一番、子供が喜び、大人が励まされる曲、
「アンパンマンのマーチ」でも
ラジオ局にリクエストするか。
深いよ。この歌。
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震災の2日後、姫路に行った。
約束の時間より数時間早く着いたので、
姫路城を見に行った。
が、
補修工事中で、天守閣は見れずじまい。
見れたのは、かも幼児向けの絵本にでも
出てきそうな交番の看板。
”よわい絵”の部類だな。
そうそう、今回の出張は、
レザー職人さんとの打ち合わせのためだった。
次回のA/Wのコレクション作品としてレザーJKTを作りたかった。
別に姫路に行かなくても、もっと近場で作れば?
なんて思うかもしれないが、
わざわざ、遠出して打ち合わせをしたのは正解だった。
「赤竹工房(せきたけ)」の職人・竹本さんに
”皮が革になるまで”の講義を
一からしてもらったり、作業工程を見せてもらったりと
レザーに対して乏しいかった知識がかなり広がった。
職人の彼自身もとても親切かつ気さくで、
いろいろな意味で楽しめた出張だった。
しかし、とんぼ帰りの夜行バスは、
運転手が、高速の降りる出口を間違えたり、乗車する客が
大幅に遅れて来たりで、10時間という長時間移動を強いられた。
普段、新宿〜仙台をバスで往復するオレだが、
もう二度とこんな長距離移動を”安いからバスで”という考えはやめにする。
未だにケツが痛い気がする。
痔なのか?
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WILD AND FREE
G&F N.Y
体育館に